死亡から葬儀までの流れ「トラブル」にならないための注意点

死亡から葬儀までの流れ「トラブル」にならないための注意点 葬儀

死者を弔い、葬るときの儀式を、葬儀といいます。

一般的にほとんどの人が葬儀を行います。

しかし、家族の死は突然やってくるので、多くの場合きちんと準備できていないのが現状です。

死亡してから葬儀まで、どのような流れですすめられるのでしょうか。

また、安易にすすめていくと、トラブルが起こることもあります。

どんなことに注意してすすめればいいのでしょうか。

ここでは、死亡から葬儀までの流れを紹介します。

葬儀とは

葬儀は、死者を弔い、葬るときの儀式のことをいいます。

厳密にいえば、一日目に行うのが「お通夜」、二日目に行うのが「葬儀」と「告別式」であり、儀式としてはそれぞれ別れているのが正式です。

現在は二日間をとおして「葬儀」という場合が多いですが、厳密にはそれぞれ違う儀式であることを理解しておきましょう。

だれひとりとして例外なく死をむかえなければいけません。

その際の大切なお別れの儀式です。真心をもって丁重に儀式を行うようにしましょう。

死亡からお葬式までの流れ

人が死亡してから、お葬式までにはあるある程度決められた流れがあります。

特に儀式に関しては順番を変えて行うことはできません。

また、遺族は多くの準備や手続きを踏まなければいけないのが現状です。

一般的な流れとして

  1. 葬儀社へ連絡
  2. 僧侶へ連絡
  3. 枕経
  4. 打ち合わせ
  5. 訃報の連絡
  6. 納棺
  7. 通夜
  8. 葬儀・告別式
  9. 火葬
  10. 灰葬

の順で行います。

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1、葬儀社へ連絡

死亡が確認されたら、まず葬儀社へ連絡しましょう。

病院、あるいは自宅でなくなった後は、そのまま遺体を置いておくわけにはいきません。

遺体を搬送するためにも、専門の人に頼まなければ、簡単に移動することができません。

まずは葬儀社に連絡し、遺体の搬送、また遺体の処置をお願いしましょう。

2、僧侶に連絡

普段お世話になっているお寺がある場合は、必ずそのお寺に連絡をしましょう。

最近は、菩提寺から離れて暮らしているために、疎遠になっているという場合もよくあります。

しかし、それでもそのお寺の檀家であるならば、必ず連絡をしなければトラブルの原因にもなりかねません。

葬儀社に紹介された僧侶では、例えば戒名や法名の付け方が違ったり、希望する戒名が付けられなかったりすることがあります。

場合によっては、もう一度お葬式のやり直しをしなければならなかったり、戒名の付け直しや法要を再度行うことによって、余分にお布施が必要になる場合があります。

葬儀社に連絡すると同時に、必ず僧侶への連絡をするようにしましょう。

3、枕経

ご遺体の枕元で、お経をお唱えし、お勤めをします。

もとはご遺体の本人確認からはじまったといわれています。

お釈迦様の入滅にならって北枕に遺体を安置し、宗派にあわせた掛け軸をかけます。

枕元には、お線香、華、ろうそくの飾りを整え、故人がいつも使っていた茶碗にご飯をもりつけて箸を一本立てた一膳飯とお水などをお供えします。

4、打ち合わせ

枕経が終わったら、遺族、僧侶、葬儀社がそろって打ち合わせをします。

遺族の予定、葬儀社の会館の予定、火葬場の炉の空き具合、僧侶の予定など、それぞれ都合があるので、必ずそろって日程の打ち合わせをするようにしましょう。

よく僧侶の予定が後回しになっていることがあり、遺族と葬儀社の都合で日程が決まってしまうことがあります。

これは僧侶とのトラブルのもとになるので、必ず僧侶も交えて日程の確認、打ち合わせをするようにしましょう。

また、近年は家族葬が増えていますが、だからといって安易に家族葬を選択するのも気をつけましょう。

故人には遺族が思っているより親戚づきあいや交友関係が多いこともよくあります。

「家族だけで静かに」と思っていても、故人を偲んで参列したい人もたくさんあることを忘れてはいけません。

「なぜ教えてくれなかったのか」とトラブルになったり、後から自宅にお参りに来てその対応に追われるということもよくあるケースです。

しっかり考えるようにしましょう。

5、訃報の連絡

葬儀の日程、式の内容など詳細が決まれば、しかるべき人のもとへ訃報の連絡をしましょう。

親戚はどこまで連絡するか、友人知人には連絡するのか、会社には連絡するのか。

最近では家族葬が増えていますが、家族葬という理由で訃報の連絡をしないというケースが増えています。

すると、親戚から「連絡がなかった」といわれてトラブルになったり、後から自宅にお参りに来てその対応に追われたり、かえって大変な目にあうことも少なくありません。

また、家族葬のつもりで準備しておいたにもかかわらず、訃報を聞きつけた人が、当日たくさん参列にくることも珍しくありません。

参列者が増えると、粗供養やあいさつなど、それだけ対応をしなければいけないということです。

打ち合わせをする時に、しっかりと考えて決めるようにしましょう。

6,納棺

遺体を整えて、棺に納めます。

死化粧や湯かんなども、このときにします。

故人の生前の姿に近づける「エンバーミング」をする場合は、納棺の時に行います。

ただし、特別な資格がいるので、エンバーミングを行う際は費用が高くなってしまいます。

7,通夜

通夜のことを「夜とぎ」ともいいます。

夜を通して亡くなった人を偲び、一夜を過ごします。

僧侶による読経があり、その間に喪主を初め遺族、そして参列が焼香をします。

地域によっては、参列者による御詠歌の唱和などもありますが、家族葬が増えたことにより、御詠歌の唱和などはほとんどなくなってしまいました。

法要が終わっても、お灯明とお線香は絶えることがないようにします。

またこの日は、故人と共に過ごす最後の夜です。

悔いの残らないように、大切に過ごすようにしましょう。

8、葬儀・告別式

葬儀と告別式は、厳密には別の儀式です。

葬儀は、死者を弔い葬るための儀式、告別式は故人とのお別れ会です。

実際はこれらはひとつにまとめられ、続けてお勤めされることがほとんどです。

葬儀、告別式が終わると、最後の別れとなります。

棺の蓋を開けて、花や故人が好きだったものを入れてお別れをします。

火葬の都合上、棺の中に入れられるものと入れられないものがありますので、その時に確認するようにしましょう。

9、火葬

遺体を霊柩車へのせて、火葬場へと向かいます。

火葬場では、炉の前で最後のお勤めをします。

地域によってはお別れの会場があり、そこで法要、お別れをする場合もあります。

10、灰葬

火葬がおわるとお骨上げをします。

その後、故人の葬儀が無事に終わったことの法要を行います。

これを灰葬といいます。

お寺のご本尊様にむかって、また葬儀場でかけられている宗派の掛け軸の前で、その仏さまに向けて報告します。

最近ではここで一緒に初七日法要を行う場合があります。

親戚が集まっているので、このままお勤めをしたいという人が増えています。

しかし、できることなら初七日はきちんとしたその日に行うべきでしょう。

落ち着いて対応すること

死亡から葬儀までの流れを紹介しました。

人の死は突然やってきます。

突然のことで、時間も知識も余裕もない中、急いで決めていかなければいけません。

遺族、葬儀社、僧侶との間でトラブルが起こってしまうのも、こうした余裕がない中で決めていかなければいけないところに原因があるように思われます。

まえもって流れを知っておき必要な所に注意しておけば、余計なトラブルも起こらなくていいでしょう。

今のうちから準備しておくことが大切です。

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