恋愛において相手との駆け引きはとても重要になってきます。
ここでは、相手から積極的に連絡が来るように仕向ける方法を紹介します。
相手から連絡が来るように仕向ける方法
恋愛は、相手との駆け引きが重要です。相手が何を考え、どうしてほしいかなどを探りながら、自分のしてほしいことを要求する。見方を変えれば、そういうゲームのような駆け引きが恋愛をすることの醍醐味なのかもしれません。
この恋愛という駆け引きのゲームにおいて、「相手から」進んでしてもらうという状況を作ってしまうことができれば、こちらの勝ちというようなところはあるのではないでしょうか。
連絡をさせる3つのポイント
恋愛で最も重要なのが、お互いの連絡の取り方です。上手に連絡を取ることは、相手を自分の思いのままに操ることにもつながっていきます。
当然、自分から連絡をすることも必要ですが、自分から連絡を取るということは、その都度相手にあわす必要が出てくるということにもなります。いくら気になる人や好きな人とはいえ、他人の言いなりにはなりたくないですよね。
そそうならないためにも、「相手から」連絡が来るように仕向けるほうが、思い通りに事が進むというものです。
ポイントは3つです。
・連絡することを要求しない
・連絡があった時は喜んで対応する
アメとムチを上手に使おう
「アメとムチ」と言われると、よく聞く言葉だと思います。
これをうまく使うことで、恋愛においても相手を上手にコントロールしましょう。
アメとムチの重要性
相手が望ましい行動をしてくれたらアメ(報酬)を与え、望ましくないことをしたらムチ(罰)を与えるというのは、アメとムチの法則においては基本であり、だれもが知っていることだと思います。
しかし、これはそんなに単純なものではないということもわかってきています。つまり、アメを与えるタイミングやムチを与える量によって、それらの量を間違えてしまうとかえって意欲をそいでしまうということがあるのです。
こんな実験があります。
T字型の迷路にネズミを入れて、その「ネズミを右方向にだけ進みたがるネズミ」に育てたい。そこで、右側にはクッキーを入れて、左側には電気ショックを用意します。ネズミが右に行けば報酬をもらえ、左に行けば罰を与えられる。これにより、「右方向にだけ進みたがるネズミ」に育て上げるのです。
実験の結果、何度やっても成功します。つまり、「右方向にだけ進みたがるネズミ」が育てられることにより、相手を思い通りに行動させるためにはアメとムチが有効であることが証明されるのです。
アメとムチの量に注意!
ところが、このネズミの実験。電気ショックを与える強さを強めに設定すると、実験はだめになってしまうことも報告されています。
ネズミが間違って左に進んだときには、同様に電気ショックが与えられます。しかし、これが強すぎた場合、突然のムチにおびえてその場にうずくまり、まったく動かなくなってしまったのです。右にも左にも進もうとしない、無気力なネズミになってしまったのです。しかも、その後そのネズミを解剖したら、すべてのネズミがストレス性の胃潰瘍になっていたというのです。
この結果により、ムチ(罰)は時として逆効果になることが指摘されるようになりました。ムチを恐れて、ものごとに取り組むことをやめてアメを捕りに行く意欲さえ失ってしまうのです。人間も同じで、叱られること(ムチ)を恐れて挑戦することをやめて、考えることそのものが億劫になってしまいます。
アメとムチは、相手を思い通りに動かすために有効な方法である反面、裁量を間違えたら過度なストレスを与えることになり、無気力な人間に育ててしまう危険性があるということもおぼえておかなければ いけません。
連絡がマメな恋人を育てるために
相手から連絡が来るように仕向けるために、このアメとムチの理論をうまく活用しましょう。
先にも紹介しましたが、
・用もないのに連絡しない
・連絡することを要求しない
・連絡があった時は喜んで対応する
がポイントです。
ムチを与えるのはやめよう
まず「用もないのに連絡しない」というのは、相手が何もしていないのにアメ(あなたからの連絡)を与えるのは、相手の行動を阻害することになります。これを繰り返すと「こちらからは放っておいても大丈夫」という思考パターンが定着してしまいます。恋愛の駆け引きでほしいのは「相手から」という行動パターンです。「相手から」連絡をさせるためには、むやみにアメを与えることはやめて、用事がなければ連絡はしないようにしましょう。
ここからが大事です。「連絡することを要求しない」のは、強いムチを与えないということです。「なんで連絡をくれないの!」と言葉のムチを与えることで、先のネズミと同じように行動そのものを起こす気力がなくなってしまうことにつながります。結果として、連絡が来なくなる恐れがあります。
最後に「連絡があった時は喜んで対応」しましょう。これは大げさなくらいでもいいでしょう。相手にきちんとアメを与えるのです。ここでは愚痴を言ったりケンカを廃りすることはやめましょう。相手に「連絡をしてよかった」と思わせることが大事です。アメを与える時にはアメだけを与えるようにしましょう。
まとめ
相手から積極的に連絡が来るように仕向ける方法です。
・用もないのに連絡しない
・連絡することを要求しない
・連絡があった時は喜んで対応する
これはアメとムチの理論によって成り立っています。相手を思い通りに動かすためにはアメとムチはとても有効な手段です。しかし、その裁量を間違えると、無気力な人間に変えてしまいます。つまり、相手が自分に持っていた興味そのものもなくなっていってしまうということになるのです。
アメとムチの量に注意しながら、上手に恋愛をしましょう。