【衝撃!】小麦は体に悪い!?その理由と「脱小麦」で健康に長生きするためのコツ

【衝撃!】小麦は体に悪い!?その理由と「脱小麦」で健康に長生きするためのコツ 生活

人間の体は食べたものでできています。

体にいいものを食べれば、健康維持ができて長生きをすることができますが、反対に体にわるいものばかり食べていると体調を崩して病気になり、最悪の場合は死に至ることもあります。

実は、多くの人が毎日食べているもののなかで「体に悪い食べ物」があります。

それは「小麦」です。

  • なかなか疲れがとれない
  • いつも体がだるい
  • 頭痛や肩こりがある
  • 腹痛や下痢、便秘をくりかえす
  • 食後に胃がもたれる
  • アトピーやぜんそく、花粉症などがある
  • 肌荒れや乾燥肌に悩んでいる
  • 集中できない、イライラする
  • 生理不順や思い生理痛がある

などなど、このような体の不調に悩んでいませんか?実はこのような体の不調の本当の原因は、小麦のせいかもしれません。

ちまたには多くの健康法があふれていますが、大切なのは新しいなにかをはじめることではなく、「悪いものをやめる」ことではないでしょうか。

ここでは長生きしたけりゃ小麦は食べるな [ 本間良子 ]を参考に、体に悪い影響をあたえる小麦をやめる方法を紹介します。

いつまでも健康で長生きするためには、特に食生活に気をつけていかなければいけません。健康寿命をのばすために気をつけるべき食事の習慣も紹介しているので、そちらもご覧ください。

小麦が体に与える悪い影響

近年、欧米においても小麦を除いた食事、いわゆる「グルテンフリー」の食品がたくさん販売されています。

皮肉なことに現在では、もともと小麦を食べる習慣がなかった日本人が猛烈に食べるようになり、逆に欧米ではそれまで食べていた小麦をやめはじめているのです。

それはあきらかに、小麦が体に悪影響を及ぼすということのあらわれではないでしょうか。

小麦は体内に炎症を引き起こす

小麦には、グルテンを構成するタンパク質のひとつ「グリアジン」が含まれていますが、これは小麦アレルギーなどを引き起こす物質として知られています。

体の中には健康にとって重要なはたらきをする物質がたくさんありますが、グリアジンと耕造が似たものがたくさんあり、体の中のいたるところで炎症を引き起こしてしまうのです。

実はあらゆる体の不調は、それぞれの部位が「炎症」を引き起こすことが原因で起ります。

例えば、腸が炎症を引き起こせば下痢や便秘になるし、脳や神経が炎症を起せば認知症の原因になります。

そして、体の中に炎症を引き起こす食べ物こそが、小麦なのです。

小麦によって体内のいろいろなところで炎症がおこり、その炎症を鎮めるために副腎という臓器からコルチゾールというホルモンが大量に分泌されます。

これが、小腸の炎症を引き起こします。

小腸が炎症を引き起こすと、植物からのタンパク質を吸収しにくくなります。すると、太りやすくなったり、肌が荒れたり、イライラしたりといったさまざまな症状が現われます。

発酵食品や食物繊維などで腸内環境を整えようとすることはとても大事なことですが、しかし、そもそも小腸が炎症を起して腸内環境が乱れていれば、栄養素自体吸収することができません。

つまり、いくら食生活を改善しようとしても意味がなくなってしまうのです。

また、小麦に含まれているグリアジンは、腸の細胞に結合して刺激し、ゾヌリンを分泌します。

このゾヌリンによって、本来閉じられている腸の細胞と細胞の間が開きっぱなしになり、そこから毒素が入ってきてしまい、更に炎症を悪化させてしまいます。

これが「腸もれ症候群」といわれ、いわゆる腸に穴が空いた状態となってしまうのです。

その結果、ますます炎症が増えていってしまい、さらにはアレルギー反応などを引き起こしながら、体を疲弊させていきます。さらに、腸漏れによって起った毒素は体全体へとまわり、あらゆる部分に悪影響を与えることになっていきます。

また、体にある副腎は、ストレスに対処するための50種類以上のホルモンが作り出されています。そして、このホルモンのひとつがコルチゾールとよばれる物質です。

コルチゾールは、体内の炎症を鎮めるほかに、血糖値や血圧のコントロール、免疫機能の調整、自律神経のバランス調整、睡眠リズムの調整、メンタルコントロールなど、人間のからだにとってとても重要な機能を果たしています。

小麦によって引き起こされた炎症が副腎に影響を及ぼすと、このコルチゾールが有効にはたらきません。

これによって、血圧や血糖値に異常が発生し、またメンタルのバランスも崩れて抑うつ症状などがでることもあります。

疲れがたまってなかなかとれなかったり、イライラしたりといった症状は、この副腎の疲労によるものであり、それも元をたどれば小麦の影響が大きいのです。

体内の炎症を抑えるためには小麦をやめるしかない

小麦によって「腸もれ」になり、炎症を引き起こし、全身に毒素が巡り、体のあらゆる部分が炎症を起します。そして、それに対処する副腎が疲労して、さらに炎症がひどくなります。

こうして、体の疲れがとれなかったり、イライラしたり、頭痛や腹痛、下痢や便秘、肌荒れがあったり、集中できなくなったりと、多くの悪影響が体の表面にあらわれてでてくるのです。

体の炎症を抑え、症状を改善するには、小麦をやめることが最も簡単な方法だといえるのです

自分でコントロールできる食べ物によって、体に働きかけ、改善していくことが必要です。

そのなかで、巷では多くの健康法が紹介されていますが、余計なことはする必要はありません。

大切なのは「余計なこと」をしないこと。

それは、「小麦をやめること」に他ならないのです。

「脱小麦」生活で健康になる

小麦を中心にした食生活が健康に大きな影響を及ぼしていることがわかりました。小麦をやめるだけで、原因不明と思われた体調不良の改善につながるのです。

しかし、小麦を食事から抜くことは大変そうと思うかもしれません。

実は「脱小麦」を続けるにはコツがあります。

  1. まず一週間「脱小麦」生活を体験する
  2. 「小さい小麦」は無視して、主食の「大きい小麦」だけをやめる
  3. 好きなものはあきらめずに代用する
  4. 平日だけ「脱小麦」をして、休日は心のリセット
  5. 症状の変化を記録して、モチベーションをあげる
  6. もし小麦を食べてしまっても、「明日からまたやろう」と切り替える

人間はおおよそ月曜日から日曜日までの一週間のリズムで生活をしているので、3週間続けると習慣として定着します。

つまり、3週間続けることで、あらゆる体の不調も改善するのです。

まず一週間「脱小麦」生活を体験する

小麦を食べない生活を3週間続ける

これが「脱小麦」の食生活をするうえですすめられていることです。ところが、多くの人が3週間は長いと感じるのではないでしょうか。

今まで当たり前のように小麦を摂取し続け、食べたいものを当たり前のように食べる生活をしてきました。

そんな人がいきなり脱小麦を3週間も続けるのは、相当な労力が必要です。

しかし、3週間続けなければ、習慣になりません。習慣にならなければ、大きな効果は得られないでしょう。

だからといって、脱小麦生活を始めなければ何一つ体の不調は改善されないでしょう。

そこで、「ならし運転」というつもりで、まずは1週間続けることをおすすめします

何もしないよりは、たとえ1週間でも続けるだけでも体にはいいでしょうし、リズムができて続けやすくなります。

3週間というととても長く感じますが、1週間となると、なんだかできそうな気もしてきます。さらに、1週間でも続けることができればモチベーションも上がり、その後の持続力にもつながります。

あくまでも3週間続けることを目標に、まずは1週間から「脱小麦」の生活を始めていきましょう。

「小さい小麦」は無視して、主食の「大きい小麦」だけをやめる

今の日本では、物心ついた時から小麦をまったく食べない生活を、ほとんどしたことがありません。一日3食の食事のほとんどに、小麦が使われており、当たり前のように口にしてきているのです。

そこで、完璧主義をやめて、主食の「大きい小麦」だけを抜くようにしましょう。

つまり、パンや麺類を完全にやめて、できればカレーやシチュー、餃子、洋スイーツなどもやめるのです。

醤油などの調味料に入っているような「小さい小麦」は気にしなくても構いません。あくまで主食として食べている小麦をやめるのです。

こうすることで、無理をすることなく「脱小麦」生活を始めることができます。

日本でも多くの人が小麦を主食とし、たとえば毎朝必ずパンを食べているという人も少なくありません。

忙しい毎日を送っている日本人にとって、パンはほとんど調理する必要がなく、手軽に食べることができるものです。

しかしパンをやめると、それだけでみるみるうちに体調がよくなっていきます。糖尿病の治療をしている人なら、朝のパンをやめるだけで血糖値もよくなっていくでしょう。

パンをやめて主食をご飯に変えて、体のエネルギーとなる炭水化物をしっかりとるようにしましょう。

好きなものはあきらめずに代用する

今まで当たり前のように食べていたものをやめるというのは、大変なことであり、なかなかうまくいかない人もいるかもしれません。

その原因として、いきなりすべての小麦をやめようとしてしまうところにあるかもしれません。

そこで、代用食品をうまく活用して「脱小麦」生活を続けていきましょう。

具体的にいうと、「グルテンフリー」の食事を楽しむのがいいでしょう。

グルテンフリーとは、小麦を使わず、その代用として米粉や大豆粉を使った食品のことです。

グルテンフリーのパンはその代表ともいえるでしょう。これを利用すれば、気兼ねすることなくパンを食べることができます。

ほかにも、ケーキミックスやカレールー、餃子、春巻きなど、米粉や大豆粉で作られたグルテンフリーの食材が、今では簡単に手に入れることができます。

こうしたものに代用して好きなものを食べることが、脱小麦を続けていくコツなのです。

平日だけ「脱小麦」をして、休日は心のリセット

小麦は食べないにこしたことはありません。

そういう意味では、少しでも食べる量を減らしたり、食べる回数を減らすだけでも、体にはいい効果があるといえるのです。

そこで、ほんの少しでもいいので、できることから始めていくのがいいでしょう。

どうするかというと、平日は「脱小麦」の生活をして、休日には家族に合わせて適度に食べたり、パン食だけやめたりということです。

一日3食のうち、1食だけ小麦を抜いたとしても、ほかの時間に小麦を摂取していたら、結局は毎日食べていることになり、これではほとんど効果はあらわれません。

それよりも、数日続けて小麦を抜く生活をしているほうが、体調がよくなったという実感が大きくあらわれます。

それならば、平日は気を付けて小麦を取らないように過ごし、休日には家族にあわせて取りすぎない程度にとるほうが、より効果的でしょう。

もちろん、小麦をとらないにこしたことはありませんが、ときどきリフレッシュすることで、長く続けていくことができるのです。

症状の変化を記録して、モチベーションをあげる

続けていくためにはモチベーションが大切です。

これまで紹介したコツも、結局はモチベーションをたもつために、適度な努力をしていくためのコツでもあるのです。

自分のモチベーションを維持していくための方法は、きっとひとそれぞれ違うでしょう。

しかし、症状の変化を記録して、自分の体調がどのように改善していったかという記録をつけておくことが、何よりのモチベーションアップにつながるのです。

体の不調は、ある日とつぜんに改善するわけではありません。ちょっとずつ「脱小麦」を続けていくうちに改善されていくのです。

記録をつけておくことで、体の改善が見える形であらわれます。すると、ほんの些細な変化にも気が付くことができます。

自分だけが感じられる変化をきちんと記録しておくことで、正しく続けていく助けになるのです。

もし小麦を食べてしまっても、「明日からまたやろう」と切り替える

今まで食べていたものを急にやめることは大変なことかもしれません。

特に食事のことになると、家族とのコミュニケーションや職場などの人間関係の上で、どうしても小麦をとらなければいけない状況になることもあるでしょう。

あるいは、ひとりになったときに食欲にまけて、小麦を食べてしまうこともあるかもしれません。

しかし、気にしないでください。

「つい食べてしまった」というときは、「明日からまたやろう」と思って気持ちを切り替えることが何よりも大切なことです。

初めのうちは続かなくて当たり前だと思ってください。

自分を責めることなく、心に余裕をもって取り組んでいきましょう。

小麦をやめると人生が変わる

小麦が体に悪いといわれる理由と、「脱小麦」生活で健康になるコツを紹介しました。

今まで感じていた原因不明の体の不調の理由が、実は小麦だったということがわかったと思います。

「脱小麦」によって、こうした体の不調は簡単に改善されるのです。

肉体的な不調が改善されれば、精神的な不調も改善されます。いいかえれば、疲れない体になったり、集中力が上がったり、イライラすることがなくなったりすれば、それだけで素晴らしい人生になるということです。

つまり、小麦をやめれば人生が変わるのです。

さあ、今から「脱小麦」生活を始めていきましょう。

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