「機嫌がいい人の特徴」6つの習慣とメリットで幸せに生きる方法

「機嫌がいい人」の特徴とは?機嫌がいいメリットとそのための習慣 生き方

魅力的な人には、「いつも機嫌がいい」という特徴があります。

機嫌がいい人は、周りの人からも愛され、頼られ、その結果としてやりがいや生き甲斐を感じることができるので、とても有意義な生活を送ることができるのです。

しかし、そのときの体調やおかれた環境によって、機嫌が悪くなってしまう、あるいは機嫌が悪いように見られてしまうということがあると思います。

それでは、いったい「機嫌がいい人」とはどんな人なのでしょうか。

また、「いつも機嫌がいい人」になるにはどうすればいいのでしょうか。

「機嫌がいい人」がやっている6つの習慣と、機嫌よく生きることのメリットを紹介していきます。

機嫌がいい人になろう

機嫌がいい人の特徴

機嫌がいい人の特徴とは、心をあかるくしようとする習慣を持っている人です。

  • 外に出たときに、ふと空を見上げる
  • 慌てそうになったときは、深呼吸をする
  • 感情を思いっきり出して表現する

など、できるだけものごとをポジティブにとらえていこうとする習慣をもっています。

不思議なもので、いい習慣はひとつ身につくと他の動きも自然に変わってきます。

例えば、仕事中には不用意にスマホを見るのをやめてみると、その分仕事に集中できてはかどり、効率が上がります。

効率が上がった分は早く仕事が終り、空いた時間を有効活用して新たに事業を始めたり、自分の趣味に時間を当てることもできます。

習慣とは、ほぼ無意識的に行動できる状態です。

考えて行動することも大切ですが、忙しい毎日の中で考えることができる情報量というのは限度があります。

限界に達したなかで考えながら行動しようとするので、余裕もなくなってくるのです。

習慣化して心に余裕を持たせることで、ドミノ式にいい結果をもたらしてくれるのです。

機嫌よく過ごすメリット

機嫌が悪い人よりも、機嫌がいい人のほうが遙かにメリットがあります。

  • 日常の喜びや幸せに気づく
  • 無駄なことで悩んだり、イライラしない
  • 自分に自信が持てる
  • 心に余裕が出る
  • まわりの人と円滑にコミュニケーションがとれる
  • 魅力的であかるい印象がうまれる
  • 人やチャンスがよってくる

習慣は、その人を変えると同時にその人の人生までも変えていきます。

習慣にはいい習慣もわるい習慣もあります。

例えば万引きの常習犯となると、お店に行くたびに万引きをすることが習慣になってしまっている状態です。

当然このような悪い習慣を行っている人には、悪い結果が生まれるにすぎません。

いい人間に変わりたいと思うなら、いい習慣をしていかなければいけないのです。

いい習慣が、機嫌のいい人をつくりあげていくのです。

機嫌がいい人になるための6つの習慣

それでは、機嫌がいい人がやっている習慣には、どのようなことがあるのでしょうか?

「今からできる」機嫌がいい人になるための6つの習慣を紹介します。

きちんと挨拶をする

まず、当たり前のことは当たり前にやるようにしましょう。

特に挨拶は他者と交流する上でとても大切なものです。

せっかくするなら、しっかりと丁寧に挨拶をしましょう。

ここで心がけることがあります。

  • 体ごと相手にむける
  • 目を見て挨拶する

相手と話しをするときに、目を見て話しをしましょうと教わることはよくあります。これは挨拶も同じです。

しかし、「体ごと」というのは、実践している人は少ないのではないでしょうか。

朝の忙しい時間や、仕事をしている最中など、ふとした拍子に挨拶をしなければいけないとき、顔だけ向けてちらっと挨拶をしていても、それは形式的に行っているだけであって心を込めているようには見えません。

これでは、相手に対して関心がないと言っていることと同じことです。

挨拶はたんなる儀礼ではなく、相手に対する尊敬や愛情を伝えるためのものです。

丁寧な挨拶はコミュニケーションの始めに欠かせないものです。

「ありがとう」と言う

「ありがとう」とお礼を言うことはとても大切です。

目上の人や上司、同僚など、仕事の場面では、何度もお礼を言ったり、メールを送ったりと、場合によっては必要以上と思えるくらい感謝の気持ちを表現することがあるかもしれません。

しかし、ここで大切なのは「身近な人」に対するお礼です。

お父さんやお母さん、妻、夫、子ども、家族…

近くでいつも自分を支えてくれている人にこそ、「ありがとう」の気持ちを伝えなければいけません。

誰のおかげでごはんが食べられて、誰のおかげで仕事ができて、誰のおかげで今の自分が存在して、誰のおかげで生きることができるのでしょうか。

それは他でもない、身近で支えてくれている大切な人のおかげなのです。

感謝の心を忘れてしまうと、人は横柄な態度をとり、悪い方へと人格が変わっていってしまいます。

感謝をすることが、その人の心をきれいにしていくのです。

身近な人に「ありがとう」と言うのは恥ずかしいかもしれませんが、自分も相手も幸せになるために実践していきましょう。

外出する

外に出て太陽を浴びることで、脳内にはセロトニンという成分が分泌されます。

これは別名「幸せホルモン」ともよばれ、うつ病の予防効果もあるといわれています。

セロトニンは自律神経を整え、姿勢や顔の表情を引き締め、身体の痛みを調整する効果ががあります。

ネガティブだった気持ちをポジティブに変えるのも、このセロトニンによるものです。

忙しい人こそ、できるだけ外に出る習慣を身につけるようにするのがいいでしょう。

反対に、休日に家でゴロゴロすることは、かえって疲労回復には逆効果だといわれています。

また、精神面だけでなく、肉体的にも言い影響があるといわれています。

糖尿病や心臓血管疾患による死亡率が低下したり、血圧と心拍数が平常値に下がったり、免疫系機能が改善したりすることが分かっています。

積極的に外出するようにしましょう。

ゆっくりと丁寧に動く

ゆっくりと丁寧に動くことは、今の自分が置かれている状況を把握し、確認するためにはとても大切なことです。

とはいえ、仕事や勉強にゆっくりと時間をかけるわけにはいきません。

そうではなく、例えば食事の時にはよく噛んでしっかりと時間をかけて食べるとか、通勤時間を早めてゆっくり歩いて通勤するとかです。

最近「瞑想」をすることを取り入れている人があります。

姿勢を整え、呼吸を整え、心を整える。そして、鼻から出たり入ったりする空気を感じます。

瞑想は集中力を上げたり、自己肯定感をあげる効果があるとされています。

朝起きたときや寝る前の数分間だけ時間を作り、瞑想しているという人も少なくありません。

また瞑想にもいろいろあり、例えば「歩行瞑想」といわれるものもあります。

一歩歩くのにも時間をかけて、体全体の動きを観察します。

足の上がり方、地面に足がついたときの感覚、筋肉の動きなど、普段何気なく行っている行動をゆっくりを行い、隅々まで観察するのです。

現代社会はとにかく早く早くで回っていて、忙しさが忙しさを呼んでいるように思います。

そんな中に、ゆっくりな時間を作り、ゆっくりを味わうことで、心にも余裕が生まれてくるのです。

誰も見ていないところでいいことをする

いいことはいつしますか?

見られているときにいいことをして、見られていなければしないという人はいませんか。

人間の本性というのは、他人が見ていないところで行う行動に表れます。

また、誰も見ていないところでやっていることが、何かの拍子に出てきてしまってその人の本性があらわになるのです。

仕事で成功する人の多くは、トイレ掃除をしているといいます。

トイレ掃除は、どちらかといえば人が嫌がることです。

人が嫌がることを進んでできる人こそ、本当にいい人なのではないでしょうか。

「誰も見ていないところでいいことをする」ことは、自分の中で静かな爽快感や達成感が生まれます。

「実は自分は、こんなに努力しているんだ」という誇りが、機嫌のいい人を作り上げていきます。

ただし、誰も見ていないところでいいことをしていることを、人に言いふらすようなことをしてはいけません。

それでは、「こんなに努力している自分をもっと認めてほしい」という承認欲求を振りかざすことになります。

「誰も見ていないところで」とは、いい人に大切な謙虚さの表れなのです。

自分を褒める

人間はついついダメ出しをしてしまいます。

それは自分に対して見てみれば、特に顕著に表れています。

ことあるごとに自分にダメ出しをして、「それじゃだめだろう」とか「いつもそうなんだから」と指摘してしまいます。

叱られている子どもが、どんどん自信をなくしていくように、大人でもダメ出しばかりされているとどんどん自信をなくしていってしまいます。

自分で自分にダメ出しをして、自分で自信をなくしていってしまっているのに、人間は気がついていないのです。

反対に、子どもは褒めれば喜んで自信にあふれた子に成長していくように、大人も褒められるほうが自信になるのです。

ほんの些細なことからでもいいので、自分を褒めるようにしてあげましょう。

たとえば、朝起きるのが苦手な人ならば、起きたときには「ちゃんと起きてえらいね」と自分にいってあげるとか。

「今日もちゃんと会社に出勤したね」

「人に優しくできたね」

「がまんできたね」

こうして、他人を褒めるようにして自分に対しても「えらい」「よくやった」と褒めてあげるのです。

慣れるまでは、寝る前に一日を振り返って「今日はこういうことを頑張った」ということから始めるのもいいでしょう。

自分を褒めていると、自分に自信がついていきます。すると、どんどん自分が好きになっていきます。

最後に

機嫌がいい人の特徴と、機嫌がいい人になるための習慣を紹介しました。

機嫌がいい人は、心をあかるくしようという習慣を持っています。

よい習慣が、よい生き方を作りだし、結果として機嫌がいい人になることができるのです。

  • きちんと挨拶をする
  • 「ありがとう」と言う
  • 外出する
  • ゆっくり丁寧に動く
  • 誰も見ていないところでいいことをする
  • 自分を褒める

習慣は続けることが大切です。

できることから始めて、いつも機嫌のいい人になりましょう。

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