身軽な人生は汚い部屋をかたづけるところから始まる「モノ」は重荷

身軽な人生は汚い部屋をかたづけるところから始まる「モノ」は重荷 生活

身軽な人生を生きていくにはどうすればいいでしょうか。

頑張れば頑張るほど重荷を背負っていくような気がして、どんどん生きづらくなってきてはいないでしょうか。

もっと身軽に、もっとスリムに、もっと自由に生きていくことができれば、どれほどすばらしいでしょうか。

楽しく人生を生きていくために、身軽になる方法を紹介します。

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身軽な人生を生きる

「身軽になる」というのは、簡単にいってしまえば「手放す」ということです。

モノや情報にあふれた今の時代、それらに惑わされ、振り回されて、自分が進むべき道がわからなくなっている人が少なくありません。

自分の中でため込んでいるものを手放して、身軽な生き方を実践していきましょう。

モノは人生の重荷になる

人生の状態と、部屋の状態は、無関係のように見えて実は深く関わりがあります。

成功している人ほどきれいですっきりした部屋に住み、こだわりをもって生活しています。

反対に苦しい人生を送っている人は、散らかった部屋に住んでいて、どうでもいいものばかりがそこにあふれています。

ひと昔前までは、モノがたくさんあることが幸せの証でした。

そして、「もっとたくさん」「もっといいものを」「もっと安く」とモノを作り続けた結果、現代社会には良くも悪くもモノであふれ変えてしまっています。

これが悩みの種になっています。ひとつ手に入れれば「もっとほしい」と欲を出し、あるいは「あっちの方がよかった」などと言って後悔することは少なくありません。

モノが増えることで、人間のモノに対する執着も大きくなり、その執着心が自分自身を苦しめているのです。

結局、自分に何が必要で何が不要かわからなくなり、無駄にお金を使い、そのために働かなければいけなくなり、時間に余裕がなくなり、心にゆとりがなくなるのです。

モノはそのまま人生の重荷になります。

モノに対する欲が大きい人は、幸せにはなれないのです。

身軽な生き方をしたいならば、モノは手放さなければいけません。

モノを手放し不安を減らす

生きづらさの原因には、「不安」があげられます。

お金の不安、時間の不安、心の不安など、いたる所に不安はつきものかもしれません。

今のままで大丈夫だろうか、失敗したらどうしよう、家族に迷惑がかかったらどうしよう、などと、いつもどこかで不安が頭をよぎります。

こうした不安をうちけすために、モノで補っているケースも少なくありません。

「心配だから買っておこう」「とりあえずもうひとつ」「念のためにたくさん」といって、どんどんモノがあふれていくのです。

これでは、その一瞬だけは不安がなくなるように感じても、根本的な心の奥底の不安が消えてしまうわけではありません。

「モノを持たない」という選択肢をとることは、これは手段であって目的ではありません。

心を不安を通り除くために、モノを持たないようにするのです。

モノだけではありません。時間も、日常において自分が何気なくとっている行動も、できるだけ切り詰めて、必要最小限度に抑えておくことで、心にゆとりが生まれるのです。

不安は執着から生まれます。

手放すことを習慣にしてしまえば、執着からも離れ、不安も解消されていくのです。

部屋をかたづけるべき人

身軽な人生を生きられない人は、部屋が汚い人です。モノは人生の重荷そのものです。

大量のものであふれた部屋で生活していても、身軽な人生を送ることはできません。

もう一度部屋を見渡し、片付けるべきかどうか考えていきましょう。

部屋が汚い人の特徴

玄関には靴があふれ、キッチンには調理器具、冷蔵庫には消費期限切れの食材が残り、リビングには机にも床にも大量のモノが散乱。

どこになにがあるのかわからない。

さらに、これらを片付けようとして収納ボックスを新たに買ったことで安心し、捨てることをせずにただ押し込むだけ。

そんな状態におちいっていないでしょうか。

  • 捜し物やなくし物が多い
  • 毎日家事におわれている
  • 生活費が高くてカツカツの生活
  • 借金やローンがある
  • 貯金が増えない
  • お金ほしさに働く時間を増やす
  • 気軽に友人や恋人を呼べない
  • 好きなことをする余裕がない
  • 休んでも疲れがとれない
  • 家に帰るたびにうんざり

こんな人は要注意です。

自分ではかたづけていると思っていても、実はかたづけたつもりになっているだけで、部屋が汚れたままになっているでしょう。

心に余裕がないのはなぜでしょうか。

それはモノに支配されているからです。

モノに時間とお金をかけるほど、余裕がなくなります。そしてモノが多いほど幸せから遠ざかっていきます。

お金が何かを買ったり楽しみを作るためのツールであるのと同じように、モノも人生を楽しむためのツールなのです。

なんとなく持っているモノこそ手放す

モノが多い人には、「なんとなく持っているモノ」が多いのではないでしょうか。

  • いつか使おうと思っているモノ
  • 人からもらったモノ
  • タダでもらったモノ
  • おまけでもらったモノ
  • 安くてお得だったモノ
  • 捨てるのがもったいないモノ
  • 高かったモノ

こういったモノは、捨てるのにためらいがあるかもしれません。

しかし、普段使っているでしょうか。手放してしまうと、生活に影響が出てしまうでしょうか。

もしそうでないのなら、今すぐ手放してしまいましょう。

しょせんはその程度のモノなのです。

こうしたモノが家の中にあふれているだけで、無駄に意識を削られ、お金も時間も心もすり減ってしまうのです。

モノを買っても幸せになれない人

モノはたくさん買ってたくさん持っている方が幸せだと思っていませんか?

例えばお金持ちの人は、家を持ち、車を持ち、家族を持ち、宝石や豪華な置物などを持っていて、家にはないものはないというくらい、なんでも持っていると思っていませんか。

そんなふうに見える人はほんの一部の人だけです。

お金持ちの多くは、自分に必要なモノだけを持っているのです。

例えば高級な外車を持っていても、家の中ではいたってシンプルなごくありふれた生活スタイルを取っている人も多くいます。

それは、モノを持っていることそのものが、収入や自分の幸せにつながらないことを理解しているからです。

本当に幸せな人は、自分の必要なモノを理解し、自分の必要なモノだけを持って生活しています。

少しのモノで十分暮らしていくことができるのに、あれもほしい、これもほしいと欲を出しているから、お金がなくなって仕事に追われ、余裕のない生活になってくるのです。

モノを買っても幸せを感じない人は、それを本当に必要だと思っていないのではないでしょうか。

そんな人こそ、できるだけモノを手放して身軽な生活を求めるべきなのです。

最後に

身軽な人生を送っていくために、その方法を紹介しました。

モノは人生の重荷そのものです。

モノが増えるということは、それだけ重荷を背負うことになるのです。

モノはいくらあっても幸せにはなりません。

人は、必要最低限のものさえあれば幸せになることができるのです。

それを知らずして、多くのモノを求めて、その欲望にふりまわされて、窮屈な生き方を自らしいているのです。

必要なモノ、不要なモノを見極めて、汚い部屋をかたづけるところから始めていきましょう。

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